文学部地理学科の学生で、教員免許と学芸員以外で、地理学科で開講している科目を履修することにより取得できる資格は下記の3つの資格です。ただし、地域調査士の資格を取得するには、日本地理学会が開催する講習に参加する必要があります。資格についての質問がある場合は、地理学科主任に連絡してください。
なお、卒業生が資格の申請をする場合は、「卒業後の資格申請について」を参照してください。
【測量士補】
土木技術、土木工学の一翼を担い、測量士が作成・実施する測量計画に従い測量に従事するのが測量士補です。測量に関する専門科目を修めると、卒業後、国土地理院に申請することで国家試験を受けずに測量士補の資格を取得することができます。また、さらに卒業後2年以上測量に関する実務を経験し、その資格を証する書類を添えて登録申請すれば、測量士の資格が取得できます。詳細は、「測量士補について」を参照してください。
【GIS学術士】
GIS(地理情報システム)はコンピュータを利用した地図の作成と空間的分析の技術です。GIS学術士はGISの専門的なスキルを有することを示す資格です。GISに関連する科目の履修とGISを用いた卒業論文の執筆により、資格申請が可能です。有資格者は地図作成のみならず、マーケティングや政策立案の分野で活躍が期待されます。詳細は、「GIS学術士について」(2021年12月17日更新)を参照してください。なお、この資格を得るための必修科目でB以上が求められていた成績条件は、2017年の規程改正で廃止されました。
GISを援用した卒業論文の審査およびGIS学術士出願承認願
【地域調査士】
地域調査士は高度なフィールドワークのスキルと地域分析の手法を身につけた、いわば「地域調査のスペシャリスト」です。地域調査に関する科目を履修し、日本地理学会の講習を受講すれば資格申請ができます。フィールドワークのスキルは、行政・教育・調査研究・マスコミなど、多様な分野で活用することができます。詳細は、「地域調査士について」を参照してください。
以上
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