工藤、白井ダブル入賞!-第19回トワイライトゲームス
第19回トワイライトゲームスが7月21日、AGFフィールドで行われた。駒大からは1500mに工藤信太朗(地2)、白井恒成(歴2)が出場。工藤は最後の直線で2人を交わす脅威のラストスパートを見せ準優勝、白井も中盤まで集団を引っ張り、8位入賞を果たした。結果、インタビューは以下の通り。
◆結果
男子1500m 決勝 | |
---|---|
順位 | |
名前 | |
タイム | |
2位 | |
工藤信太朗 | |
3分47秒77 ☆自己ベスト | |
8位 | |
白井恒成 | |
3分51秒59 |
◆戦評
白井は集団トップ、工藤は集団の中腹でそれぞれレースを進める。スローペースでレースが展開する中、2人とも安定した走りで周回を重ねるが、2周を残して白井は徐々にペースを落とす。工藤も集団からこぼれるが、残り1周でスピードを上げ、先頭集団に追いつき2位でゴール。続く白井もスパートをかけ、8位でレースを終えた。
◆インタビュー
工藤信太朗
ーー今日の調子は
「先週5000メートルを走っていて、練習を落とし気味に臨んでいたので、体のメンテナンスは良かった」
ーー14日の学連記録会、今日と試合が続いているが
「今まで短期間の連戦はあったが、一週間空けてのレースはあまりなかった。少しずつ結果が出てきているので、スタミナはついたと思う」
ーー今日のレースプランは
「自分よりベストが速い人が多かったので、ついていって最後差すというレースプランを予想していたが、ラスト一周で足が止まってしまった。ラストの200メートルで切り替えたが、1位には届かず不甲斐ない結果になった」
ーー監督やコーチから言われていたことは
「先週も走っているので『粘って最後までレースに臨め』と言われていた」
ーーレースを振り返って
「ラストで差しきれず、悔しさが残っている」
ーー準優勝したが、心境は
「あまり実感がない。負けた悔しさが大きくて、気持ちは上がらない」
ーー夏合宿、駅伝シーズンに向けて
「ここまで5000メートルや1500メートルのスピード練習などを中心にやってきているので、秋以降は5000メートルからハーフ、駅伝などの長い距離に向けて必要な力をつけていきたい」
白井恒成
ーー今日の調子は
「練習も合宿の後に5000メートルを走って、そこから1週間後のレースだったので、少し疲労の状態を見ながらという感じのレースだった」
ーーレースプランは
「スローペースになることがスタートの段階で分かった。その時には前に出ようと決めていたので、最初からガンガン攻めようと思っていたが、風も強く、バックストレートで風にやられてしまい、ハイペースで引っ張ることができなかった。それが最後の失速にもつながり、よくないレースになってしまった」
ーー監督やコーチから言われていたことは
「ラストの200メートルは追い風になるところなので、そこでしっかり前のほうでスパートができる場所にいるように言われていた」
ーーレースを振り返って
「最初の800メートルを引っ張ったときに、バックストレートの風で体力を使ってしまい、ラストに足が残っていないという状態になってしまったので、次は5000メートルに切り替えるが、夏合宿などでしっかり距離を踏み、5000メートルでタイムを出せるようにしていきたい」
ーー5000メートルの具体的な目標は
「最後の2000メートルが落ちてしまうことが課題点として挙げられているので、スタミナと、1500メートルで練習してきたスパートをラストで生かせるようにしていく」
ーー夏合宿、駅伝シーズンに向けて
「まずはAチームなど、上のほうで練習を積めるようにしっかりと準備をしていって、駅伝シーズンで『駒澤大学は強いんだ』ということを見せられるように、自分もその一員になれるように、練習を積んでいきたい」