
強敵相手に接戦の戦い!!黒星続く
2025年度春季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦が順天堂大学さくらキャンパスで行われた。19日に早稲田大、20日順天堂大と対戦した。
早稲田大試合結果
駒大VS早大 | |
---|---|
セット | 駒大●0-3?早大 |
第1セット | 20-25 |
第2セット | 11-25 |
第3セット | 27-29 |
戦評
1セット目序盤から強敵早稲田大と互角な展開に。9-11と2点差をつけられるが、強烈な攻撃を繋ぎ駒大らしい粘り強さで喰らいつく。河内優昇(仏3)のBクイックや木下魁斗(営3)のCクイックなど速攻が有効に機能。両サイドから攻め込むも早大のブロックに阻まれ、20-25で第1セットを落とす。
続く2セット目は、熾烈なラリーが繰り広げられた。長いラリーは早大に軍配があがり、流れをつかんだ早大に苦戦。なんとか攻め込むも敗れ11-25で2セット目も落とす。
3セット目は2セット目から一転し、序盤から良い流れで試合が進みリードする。安部竜乃介(G4)の攻撃が、駒大への流れをさらに引き寄せた。山田羽純(G1)が攻守で活躍を見せ、ショートサーブで早大の虚をつきサービスエースを獲得。2点リードのまま終盤へ突入。18-18と同点に追いつかれ、粘りの守備で再び2点差に広げるがまたも同点に。23-24の苦しい場面で森本泰地(現1)が決め切り、デュースにもつれ込む。樋口響(政4)の正確なトスで森本が打ち切り、激しい攻防が繰り広げられるが早大にあと一歩及ばず27-29で3セット目も落とし、セットカウント0-3で駒大は敗れた。
選手インタビュー
4番安部竜乃介(G4)
ーー今日の試合を振り返って
序盤は順調にいったが、後半にかけてミスが増えてしまいなかなか後半も追いつくことができなかった。最後のセットも取り切れるセットだったが取りきれなかったのが悔しい。
ーー今後のリーグ戦への意気込み
一部残留。それが一番理想が展開。まずは1勝を目指してやっていきたいと思う。そして最後の1年は悔いの残らないように全力でプレーしていきたい。
5番樋口響(政4)
ーー今日の試合を振り返って
序盤に走れて後半も良い展開が多かったため、あとは最後の点の取り方を頑張っていきたいと思う
ーー今後のリーグ戦への意気込み
「今後、今日取りきれなかった点をどのようにして取っていくかを追求しながらやっていきたいと思う」
ーー監督?コーチから何を言われたか
「大体同じ感じ。最後の決め方と、あとはサーブキャッチで乱れたら一気に点を持っていかれてしまうため、そこでどのようにして連続失点を少なくするかということを言われた」
9番木下魁十(営3)
ーー今日の試合を振り返って
「序盤の方は良かったが、やはり中盤?終盤になってから決まらなくなった時に気分が落ちたり雰囲気で負けたりしたため、そこが課題」
ーー今後のリーグ戦への意気込み
「今日の試合の1セット目、3セット目はおそらく過去一良い出来だったと思うので、今日の1セット目、3セット目のような試合をこれからまた続けていければ良いなと思う」
10番吉田史瞳(政3)
ーー今日の試合を振り返って
1セット目は良かったが、2セット目以降にレシーブが乱れて崩れてしまった。3セット目に切り替えられたのは良かった。だが、最後取り切れなかったのが悔しい。
ーー今年の駒大の強みは
今年の強みは身長が低いため、レシーブ力を高めてレセプションを良くしていきたい。また、オポジットの安部さんの決定力が強い思う。
ーー今後のリーグの意気込み
これから厳しい戦いを続いていくが、自分たちが変なミスを出さずに、固くいけたらいいと思う。
12番河内優昇(仏3)
ーー今日の試合を振り返って
「2セット目が全体的に崩れてしまったところが良くなかった思う。」
ーー今後のリーグへの意気込み
「やはりミドルブロッカーとして、ブロックは特にチームに貢献していきたい。」
ーークイックが改善されていた点について
「試合前にセッター樋口と打ち方とか入り方、トスの高さとかを話し合いながら調整した。事前に調整を行い試合に臨めたため、序盤それがしっかりできた思う。」
26番森本泰地(現1)
ーー今日の試合を振り返って
「1セット目が序盤から自分たちのバレーを展開できたという点は、練習で前半15点で攻めるということが課題だったため、1セット目で序盤から自分たちのバレーが展開できたという点は良かった。だがやはり、後半の弱みという部分が残っているためまだまだと感じた。春リーグは始まったばかりなので、そこで課題を克服できるようにしていきたいと思う」
ーー今後のリーグ戦への意気込み
「1セット目の序盤から、自分たちの雰囲気や盛り上げだったりでいけていたが、2セット目の入りからやはり自分たちのムードが下がったり、思うようなプレーができない時があったため、我慢というか、継続して戦っていけるようにチームでも良い雰囲気を作ったりしていきたい」
ーー監督?コーチから何を言われたか
「自分は1年生であるため、もっとフレッシュにいけと言われた」
ーー2セット目から3セット目にかけて試合が良い方向に進んだきっかけは
「2セット目が終わりみんなで集まった時、一旦2セット目のことは忘れて、切り替えてやっていこうと。そしてそこからまたチームが一からやり直して盛り上げられたということが、3セット目にそこまでいけた理由ではないか」
28番山田羽純(G1)
ーー今日の試合を振り返って
今日は相手が早稲田大で関東一部の中でも強いチームだった。僕たちはチャレンジャーとして積極的に挑んだ
ーー今後のリーグ戦への意気込み
早稲田と接戦できたのも自信ついてくる。これから強いチームとたくさん戦うが、まず一セット取ることを大事にする。勝つことを目標にするのではなく1セットをまず取ることを大事にして、そこから勝つことを目標にしていきたい。
ーースタメンに起用されたモチベーションはどうか
1年生である上に先輩もたくさんいるため怖いかなと正直思ってた。コート内でバレーする時だけでなく、先輩たちが自分たち一年生がやりやすい環境を作ってくれている。それで僕たちはただ楽しくやるだけだなって感じられている。本当に駒大のバレー部の先輩はいい先輩が多く尊敬している。
順天堂大戦試合結果
駒大VS順大 | |
---|---|
セット | 駒大●0-3?順大 |
第1セット | 23-25 |
第2セット | 16-25 |
第3セット | 19-25 |
選評
順天堂大との試合が行われ、序盤から3点をリードされた駒大だが、中盤に森本泰地(現1)攻撃でブレイクし同点に追いつく。流れを引き寄せた駒大は逆転に成功するも、終盤の攻防で惜しくも23-25で接戦で第1セットを落とす。
第2セットは順天大サーブに苦戦し、序盤からリードを許す展開に。池田基生(営1)や小林拓磨(営2)を新たにコートに投入。さらに多田來生(経3)と太田渉稀(営1)が2枚替えで出場しリズムを立て直した。途中出場の小林はAクイックを相手コートに叩き込み活躍。立て直した駒大だったが16-25で連続してセットを奪われた。
第3セットは小林が起用され、速攻とブロックで活躍する。順大のサーブに苦しみリードを許すが、粘り強い繋ぎで2点差まで追い上げる。木下魁斗(営4)と山田羽純(G1)のブロックポイントがあったが、順大の攻撃を繋ぎ切れず19-25で第3セットも敗れる。セットカウント0-3で連続の黒星となってしまった。
五味沙那子
為我井侑未
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