秋季リーグ開幕4連勝!不完全なチーム状況下での白星
関東アメリカンフットボール 秋季リーグ第4節 横国大戦が10月22日にアミノバイタルフィールドにて行われた。
結果と戦評は以下の通り。
?駒澤大BLUE TIDE 21-0 横浜国立大学大 MASTIFFS ● | |
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第1Q | 0-0 |
第2Q | 7-0 |
第3Q | 14-0 |
第4Q | 0-0 |
秋季リーグ第4節の相手は昨年1部上位グループのTOP8に所属していた横国大。
横国大のキックで試合がスタート。横国大のランプレーを確実にタックルで止める。駒大もランプレーを中心にボールを進めようとするが、相手のディフェンスに阻止され、なかなか進めることができない。互いに大幅にヤードを進められることなく、互角の戦いが続いていたが第2Q終盤、横国大のパスをDL#9髙津岳がキャッチし、一気にエンドゾーン間際まで駆け抜ける。残り1ヤードとなった駒大の絶好のチャンス、#19須田が押し込みTD成功。キックリターンも成功させ、7-0で前半戦を折り返す。
後半戦は駒大キックでスタート。その約1分後、横国大の攻撃ターンを奪うことに成功し、駒大がファーストダウンを獲得。ボールを進めていきエンドゾーンまで残り約15ヤードから攻撃が開始し、チャンス到来。#3フレドリックスゴードンがランで相手をかわしながらTD。勢いに乗った駒大は約7分後にも#0金山太陽がTD。21-0で横国大を突き放した。第4Q終盤、駒大のキャッチミスからの横国大がエンドゾーンまで残り15ヤード付近から攻撃が始まり、駒大劣勢の状態に。しかし、ディフェンスが確実に相手を仕留め、相手に点数を与えることなく試合終了。
駒大は21-0で勝利し、これで秋季リーグ4連勝となった。
次戦は11月4日(土)に青学大とスピアーズえどりくフィールドで行われる。
インタビュー
◆新倉晴彦 監督
ーー今日に試合を振り返って
「数字的には完璧だった。前半は7点しか取れなかったが、そこも良かった。実は、インフルエンザにチームの半分がかかり、今週1回も練習せずにぶっつけでやるという前代未聞の試合だったため、とにかく時間を潰した。また、特にディフェンスが少なかったため時間を潰してやっていこうというゲームプランを見事にやることができた。細かい内容を抜きにして、数字、ゲームの運び的に、この状況では満点だった」
ーー今日の試合の良かった点、または改善点は
「ディフェンスが替えがいないなかで、シャットアウトができたところと、ビックプレーをディフェンスがうみ、2回も得点のチャンスを作ったところである。オフェンスは、比較的に残っていた割に、パスは時間が止まってしまうため、使わないのがばればれでも強引に出そうと言ったが、結構止められた。また、反則で下がってしまった。そこを直さないと、後半戦の相手が強いため厳しいと思う」
ーー次の青学大戦に向けて、目標と意気込みを
「次の青学は、個人的に隣のブロックで1番強いチームだと思っている。今までは、比較的勝てるだろうという試合だったが、本気でいかないとなかなか勝てない相手になるため、抜かりのないように練習したい」
◆須田隆之介 副主将(G4)
ーー今日に試合を振り返って
「厳しい試合になることは、試合が始まる前からわかっていた。前半はオフェンスが前に出ず、ディフェンスも少人数だった。最後にディフェンスが作ってくれたチャンスをオフェンスがしっかりとものにできた。後半はオフェンスとディフェンスが上手く噛み合ったおかげで、勝利が手に入った」
ーー今日の試合の良かった点、または改善点は
「ひとつのチームとして点を取るべきところで取れたところが良かった。反則の多さなど、細かい部分を改善していきたい」
ーー次の青学大戦に向けて、目標と意気込みを
「次の試合は上位リーグなので、相手が強いことがわかっている。また厳しい戦いが始まるため、初戦で圧勝して勢いのある3連戦にしたい」