鷹啄&小島の4ゴールで打ち合いを制する!
JR東日本カップ2023 第97回関東大学サッカーリーグ戦 第7節?産能大戦が6月4日に開催された。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。
スコア |
---|
駒大 4-3 産能大 |
得点者 | ||
---|---|---|
時間 | チーム | 名前 |
6分 | 産能大 | 川人 太陽 |
13分 | 駒大 | 鷹啄 トラビス |
26分 | 駒大 | 小島 心都 |
32分 | 産能大 | 鈴木 琉矢 |
55分 | 駒大 | 鷹啄 トラビス |
58分 | 駒大 | 小島 心都 |
74分 | 産能大 | 猪狩 祐真 |
メンバー | ||
---|---|---|
スタメン | ||
ポジション | 背番号 | 名前 |
GK | 22 | 永田 陸[2年=大成高] |
DF | 3 | 小針 宏太郎[4年=鹿島Y] |
4 | 鷹啄 トラビス[4年=市立船橋高] | |
26 | 松村 大也[3年=浦和Y] | |
28 | 坂田 陸[2年=岡山学芸館高] | |
MF | 2 | 藤田 和也[3年=長崎総科附高] |
6 | 小林 栞太[2年=鹿島Y] | |
10 | 小島 心都[4年=湘南工科大附高] | |
23 | 今井 拓人[1年=岡山学芸館高] | |
FW | 7 | 﨑山 友太[3年=米子北高] |
19 | 松本 ケン チザンガ[4年=浦和東高] | |
サブ | ||
GK | 1 | 亀井 一起[1年=長崎総合科大附高] |
DF | 16 | 福田 隼士[3年=滝川二高] |
20 | 亀井 大和[1年=滝川二高] | |
27 | 平山 歩夢[2年=広島県瀬戸内高] | |
MF | 8 | 佐藤 大晴[2年=名古屋U-18] |
17 | 浅倉 勇翔[2年ー相洋高] | |
24 | 積 歩門[1年=神村学園高] | |
FW | 9 | 鈴木 心月[3年=三浦学苑高] |
12 | 佐藤 智隆[4年=浦和南高] |
選手交代 | ||
---|---|---|
時間 | OUT | IN |
60分 | 今井 拓人 | 佐藤 大晴 |
76分 | 小林 栞太 | 亀井 大和 |
76分 | 﨑山 友太 | 鈴木 心月 |
80分 | 藤田 和也 | 平山 歩夢 |
89分 | 松本 ケン チザンガ | 佐藤 智隆 |
第7節の相手は産能大。昇格のために一戦も負けられない試合が続く。
布陣を3-5-2から昨年度まで使用していた4-4-2に変更して臨んだ。試合は開始早々から動く。6分、右サイドからのグラウンダーのクロスを合わされて先制を許す。しかし13分、コーナーキックから鷹啄のヘディングで同点。立て続けに26分、小島がこぼれ球を右足のシュートで押し込み逆転に成功。32分、ロングカウンターを受けて失点。2-2で前半を終えた。
後半も開始早々から試合が動く。55分、再びコーナーキックの流れからこぼれ球を押し込む形で鷹啄がゴール。続く58分、小島の左足のシュートで4点目。試合はさらに動く。74分、産能大がPKを獲得、成功させてスコアは4-3に。両チーム合わせて7得点を挙げた試合は駒大の勝利で幕を閉じた。
次節は6月11日、早大との一戦となる。
◆秋田 浩一監督
――今日の試合を振り返って
「勝てたのでそれは良かったと思うが、失点も多かったし、走れなかったし、まあがっかりした」
――3バックから4バックに変更した狙いは
「この間の関東大戦は完敗だったので、ディフェンスラインの強化をしようと思った。まあ今日も失点してしまったが、そっちの方が機能的にできるのかなと思った。サイドバックがけがしていていなかったので、小針を無理矢理サイドで使った」
――中盤で小島心都(歴4)が前に出て藤田和也(市3)が残るといった縦関係が多く見られた
「2人で前に行くと、4枚のディフェンスが裏をとられた時に大ピンチになってしまうので、必ず縦関係になるようにとは言っていた」
――次節に向けて
「とにかく勝ちにこだわってやっていかないと、上には行けないと思うのでしっかりやっていきたいと思う」
◆小針 宏太郎(経4)
――今日の試合を振り返って
「今シーズン通して立ち上がりがあまり良くないなかで、開始早々に失点してしまった。そこで取り返せたのは良かったが、やっぱり取り切るべきところで取り切れずにチームとして緩みが出てしまった。最終的に勝つことは出来たが、3失点しまったので自分たちで自分たちの首を絞めてしまった」
――3バックから4バックへの変更となったが
「システムは変わったが、チームとしてやるべきことは変わらずにトレーニングをしてきた。システムが変わっても縦への速さや、対人のところというのを突き詰めていった。去年もやり続けてきたシステムなので、やりづらさはなく出来たと思う」
――自身はセンターバックではなく右サイドバックでの出場となったが
「今シーズンはずっと3枚の中央でやっていたが、サイドに出て対人のところでチームを少しでも助けられたらなと思ってやっていた。ラインコントロールで声を出すのも自分の仕事なので、攻撃というよりかは守備に比重を置いてプレーした。」
――次節に向けて
「内容、結果共に全然満足できるものではなかったが、勝ち点3をとって次につなげることが出来た。次の早大戦は昇格を争ううえで絶対に大事になってくる試合なので、しっかり勝ち点3をとれるように準備していきたい」
◆小林 栞太(経2)
――今日の試合を振り返って
「けがからの復帰戦というなかで、自分はチームで勝つことに加えて個人での結果、しっかり数字を残したかった。そこは次の課題。試合を終えた時にチームがしっかり勝ち切ることが出来て良かった」
――セットプレーやサイド攻撃から多くチャンスを作ったが
「去年5アシストして、今年はアシスト王というのを狙っている。自分のキックというのは1番の武器だと思っているので、そこでチーム全体に貢献できればなと思う」
――けがの状態は
「右足首の側頭部、膝の外側を軽くやってしまって今も少し痛みはあるが、問題なく出来ているのでこれからしっかり完治していければなと思う」
――次節に向けて
「チームとして勝つことが出来た。次の早大戦は自分達よりも上の相手になるのでそこでしっかり勝てるように準備していきたい」
(執筆者:岩渕隆悟)