西日本広域豪雨(平成30年7月豪雨)

*災害の概要を把握するために、速報的に作成したものです。情報内容は今後変わる可能性があります。

*このページの製作者の専門は気象学ですが、被害の状況を総合的に俯瞰する為に、さまざまな地理情報を参照しています。専門外の部分については、勉強不足による誤った解釈が含まれる可能性もあるのでご注意ください。

(駒澤大学 非常勤講師 平井史生)

【大雨特別警報と人的被害】*オンマウスで死者?不明者地図

長崎県から岐阜県にかけての帯状のエリアに、西から東へ、順次、大雨特別警報が発表された。また、四国西部にも大雨特別警報が発表された。死者は14府県41市町で237人に達した(不明者は翌年1/9段階で8人)。(内閣府、岡山県、広島県、愛媛県の被害まとめ、気象庁発表資料を参考にした。MANDARAで作成。

【11府県に大雨特別警報】

6日夜から7日朝にかけては、同時に8府県に大雨特別警報が発表されていた。特別警報が始まった2013年以降、
一連の現象で、これほどまでに広域に発表されたことはこれまでなかった。
(気象庁本庁および各地方気象台資料をもとに作成した。発表時刻は対象の府県で最初の特別警報が発表された時刻。気象庁本庁と気象台資料で数分のズレが生じている例がある。)
*岡山県に初めて大雨特別警報が発表されたのは19時40分だが、倉敷市に発表されたのは22時40分である。

 

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