地域経済分析システム(RESAS?リーサス) |
経済産業省と内閣府が2016年春に立ち上げたGISサイトです。 国が所有する勢調査データや民間地図ナビゲーション検索情報などが公開され、 地図やグラフなどで分析できるようになっています。 コンテンツが徐々に増えてきているので、 卒論や野外調査法の下調べ等で活用できると思います。 下のロゴをクリックするとRESASのサイトが別窓で開きます。 |
メインページはこんな感じです。 すぐに地図を作りたい人は→①マップを選択してください から作図に入れます。 PDFマニュアルについては→②ヘルプ にテーマ毎に操作マニュアルがあります。 操作法を動画で見たいなら→③RESAS動画 でyoutube動画を見ることができます。 |
これは、人口メッシュを作図しようとしているところです。 ④メッシュ読み込み でデータを読み込み、 オープンストリートマップに重ね合わせることができます。 ⑤画面キャプチャー で画像をダウンロードすることもできます。 |
これは東京近郊の人口メッシュです。データは2020年の国勢調査です。 赤いほどメッシュ内の人口が多いことになります。 鉄道路線に沿って、人口の多いエリアが郊外に伸びていることがわかります。 |
人口メッシュについて駒大周辺を拡大してみました。 大学と公園は住所としている人がいないので色は青系(人口が少ない)となっています。、 データは2分の1地域メッシュのようです。 メッシュ一辺の南北方向の距離は、全国どこでも462mくらい、 東西方向の距離は、駒沢の緯度では566mくらいです。 |
「人口マップ」から「人口構成」を選び、市区町村毎の人口(2020年)を示したものです。 人口の多い市区町村ほど赤くなります。 階級区分図であるので、人口という絶対値で彩色するのはよくありません。 (このまま提出すると先生に怒られるかも) あと、右下のカラーバーが自動で設定されてしまうので、 好みの境界値を設定できないという難点もあります。 なお、市区町村を選んで、人口ピラミッド(こちら)を表示でき、これは便利です。 |
休日の駒沢公園にやってきた人がどこから来たのか表現された地図です。 コロナ流行前の2019年のデータです。データはナビタイムが収集したもののようです。 市町村別の度数分布グラフ(こちら)も表示可能です。 地元の世田谷区や隣接する大田区が最も多く、横浜や川崎から来訪者も多いですね。 なお、世田谷区(94万)、大田区(75万)、横浜市(377万)、川崎市(155万)は、 もともと人口の多い市区町村なので、市区町村別にみれば上位になって当然とも考えられます。 |
基幹的農業従事者の高齢化率(65歳以上の割合)を示したものです。 産業構造マップ→農業→農業者分析で作図しました。 市区町村別に作図したら3分位かかりました。 北海道は高齢化率が低いことがわかりました。 「基幹的農業従事者」とは、農業を主な仕事としている人です。 兼業でも農業がメインの人は含まれます。 一方、専業農家でも家事や育児がメインだった人は含まれません。 |
操作方法の詳しい説明をしなかったのですが、
それぞれが、60分程度で、自分の興味のある分野の地図を作成しました。