【ESD】

持続可能な開発のための教育
Education for Sustainable Development

●持続続可能な社会づくりの担い手を育む教育

① 人格の発達や、自律心、判断力、責任感などの人間性を育むこと
②他人との関係性、社会との関係性、自然環境との関係性を認識し、「関わり」、「つながり」を尊重できる個人を育むこと
そのため、環境、平和や人権等のESDの対象となる様々な課題への取組をベースにしつつ、環境、経済、社会、文化の各側面から学際的かつ総合的に取り組むこと

2002年の国連総会決議により、2005年から2014年までの10年間を「国連ESDの10年」とし、ユネスコ主導で推進されてきました。その10年間が終わり、2015年に新たにSDGsの17目標が示されました。学校等で行われてきたESD活動が陳腐なものになったわけではなく、より具体的に発展させたものがSDGsであると考えることができます。
ESD(環境?経済?社会の統合的な発展をめざす) SDGsとの関連
環境学習 6.安全な水とトイレを世界中に
12.つくる責任、つかう責任
国際理解学習 1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
4.質の高い教育をみんなに
10.人や国の不平等をなくそう
世界遺産?地域の文化財を学ぶ  
気候変動の対策を考える 13.気候変動に具体的対策を
生物多様性を維持する 14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさを守ろう
防災学習 11.住み続けられるまちづくりを
エネルギー学習 7.エネルギーをみんなに

【ESDが目指したこと】

ESDの目標
①全ての人が質の高い教育の恩恵を享受すること
②持続可能な開発のために求められる原則、価値観及び行動が、あらゆる教育や学びの場に取り込まれること
③環境、経済、社会の面において持続可能な将来が実現できるような価値観と行動の変革をもたらすこと
育みたい力
①持続可能な開発に関する価値観
(人間の尊重、多様性の尊重、非排他性、機会均等、環境の尊重等)
②体系的な思考力(問題や現象の背景の理解、多面的かつ総合的なものの見方)
③代替案の思考力(批判力)
④データや情報の分析能力
⑤コミュニケーション能力
⑥リーダーシップの向上