その他部活動

DATE:2025.09.19その他部活動

秋リーグ戦開幕!秋季リーグ戦前半戦1勝

250906_1-1

2025年度秋季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦は、9月6日から早稲田大学戸山キャンパス早稲田アリーナとキッコーマンアリーナで開催され、春季リーグ1位の早稲田大学、中央大、東海大、筑波大と対戦した前半戦を1勝3敗、リーグ成績11位で終えた。10月4日からは東海大学湘南キャンパスで、現在秋季リーグトップの明治大学との対戦を皮切りに後半戦がスタート。レベルアップした選手たちに目が離せない。

東海大戦(9月13日)試合結果

250913_1-2
(撮影:澤口伶菜)
駒大VS中大

セット

?3-1●

第1セット

28-26

第2セット

20-25

第3セット

25-21

第4セット

25-22

戦評

駒大が粘り強いバレーでリーグ戦初白星をあげた。
第1セットは序盤から一進一退の攻防が続き、中盤リードを許すも、粘り強くつなぐ駒大。木下魁十(営3)や森本泰地(現1)の活躍が光る。デュースにもつれ込む激戦を制し28-26でセットを先取した。
第2セットは東海大の速い攻撃に苦しんだものの、第3セットで再び駒大のペースを取り戻す。リードを奪い、森本のブロックで勢いに乗り、菅原秀斗(歴1)の攻撃で点差を広げた。東海大の攻撃を粘り強くつなぎ、ラリーーを制し25-21でセットを奪い返した。
勝利に王手をかけた第4セット。リードされた展開から山田羽純(G1)や木下のブロックで同点に追いつき、菅原のサーブやスパイクで逆転に成功。その後もブレイクを重ね、最後は森本のブロックアウトで試合を決め、勝利をつかんだ。
長いラリーでの高い集中力を発揮し、粘り強い守備から攻撃につなげる駒大の強みが光った試合であった。

インタビュー

?鈴木淳平監督

ーー今日の試合を振り返って
力をしっかり出せたところが良かった。練習で強化したところが発揮できた。
ーー今日の勝利の要因はなにか
サーブの効果が出ていた。綺麗に拾われた部分もあったが、何人かのサーブてブレイクすることができた。
また、サーブとレシーブとの全体の関係性がうまくいったところもよかった。
ーー駒大の強みが活きた試合であったがどう感じているか
粘り強さは駒大の武器。1番ストロングな部分であると思う。簡単に失点しないこと、得点を取るときに手数を増やすというチームの意図がうまく出せた結果だと感じる。
ーー今後の展望
目の前の一戦一戦を一生懸命に、1セット1球をこだわってやるだけだ。

?森本泰地(現1)

ーー今日の試合を振り返って
今日勝てたことでホッとしている
ーー今日の勝利の要因は
秋リーグに向けて、レシーブやブロックのディフェンス面を強化してきた。そこが勝利につかながったのではないか。今日の勝利の要因はラリーが取れてないことが多かったが、ラリーを制することができたのがよかった。
ーーバックアタックを工夫していることについて
戦術の意味合いもあるが、自分の打ちやすさや相手ブロックのスロットをズラすことで得点が決まりやすくなっているため、ひとつの攻撃の方法として取り入れている。
ーー今後のリーグ戦への展望
1勝できたことはこれからにとっていいことだ。この流れを切らさないようにしていきたい。

?菅原秀斗(歴1)

ーー今日の試合を振り返って
1セット目、サーブミスが続いたが中盤から立て直したのは良かった。
ーー今日の試合の良かったところ
ライト側から打つバックアタックが先週はそこまで機能していなかったが、今日は機能していたので良かったと思う。ーー試合中意識したこと
ただ打つだけでなく、緩急をつけること。
ーー今後の課題や目標
個人の課題としては、全体的にミスも多かったので修正すること。
今日の勝利はチームの自信にもつながると思うので、次の試合も「勝ち」にこだわっていきたい。

早稲田大戦(9月6日)試合結果

250906_1-3
(撮影:五味沙那子)
駒大VS中大

セット

●0-3?

第1セット

25-27

第2セット

13-25

第3セット

15-25

戦評

秋季リーグ戦が開幕し、駒大は早大と対戦。セットカウント0-3で敗れた。
第1セットは、序盤から木下魁十(営3)の連続得点で流れをつかみ、一時は4点のリードを奪うなど、互角の戦いを展開。粘り強く戦い、セットポイントを握るも、早稲田大学の強力な攻撃に苦戦し、デュースの末に惜しくもセットを落とす。
第2セット以降は、サービスエースやクイックで粘るも早大の勢いを止められず、セットを連取されストレートでの敗戦となった。

試合後インタビュー

?鈴木淳平監督

ーー今日の試合を振り返って
試合のプランは決めてあった。それは選手に伝えてあり1セット目はうまく機能していた。
早稲田も同じで基本的なプランのコンセプトは似ていたと思う。1セット目は早大が駒大に対してうまく対応でできていなかったこともあり、セットポイントまでいけたのではないか。最後早大からのサーブでタイムアウトとるか迷った場面があった。難しい判断だったが、タイミングが違えば違う展開もあったのではないかと思う。
ーー今後のリーグ戦への展望
今日は体のキレ、メンタルの気迫共によかったため継続して欲しい。セットが進むんだり、スコアが離され劣勢だとしても、コンセプトを頭に入れ意識して欲しい。そしてよりレベルアップしていきたい。
ーーこの注目選手は
選手たちがいかに、残りの試合で経験値を蓄積していけるかどうかが大切。苦しいと思うが経験値を上げていければ地力を上げている。もっと頑張っていって欲しい。

?木下魁十(営3)

ーー今日の試合振り返って
チームがまだ完成してないため、バラバラな状態だった。しかし、早稲田大に1セット目、駒大の良い部分出し試合を進めることができリーグ戦序盤にしては良かったのではないか。
ーー今後リーグ戦への展望
新チームに近いメンバーになっているため、どこまでリーグ戦で完成に近づけていけるのか、完成させていくのかを考えながプレーしていきたい。
ーー1セット目取りきれなかったことへの改善点
駒澤がデュースにもつれ込んだ場面で決めきれない。最後まで決めきることを練習課題に入れて、粘り強い駒大らしいバレーをできるようにしていきたい。

?菅原秀斗(歴1)

ーー今日の試合を振り返って
1セット目はかなり良い勝負ができたが、2、3セット目になって自分たちのミスが多くなってしまった時に、連続でミスをしてしまったことが反省点。
ーー反省点を踏まえて具体的な改善点はなにか
連続失点した時に、無理矢理スパイクを打ってしまいブロックされてしまった。そのため、リバウンドなどで立て直してからもう一度攻撃するようにしたい。
ーー今後のリーグ戦への展望
早稲田大学とそこまで悪いゲーム内容ではなかったと思う。明日からは1点ずつ、1セットでも多く取れたら良いと思う。

中央大戦(9月7日)試合結果

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(撮影:五味沙那子)
駒大VS早大

セット

●0-3?

第1セット

19-25

第2セット

26-28

第3セット

15-25

戦評

秋季リーグ戦2戦目の相手は中央大。
常に攻めの姿勢を見せた第1セット。白熱したラリーが続くも、相手の猛攻に耐えられずこのセットを落とす。続く第2セットは終始互いに点を取り合う展開に。森本泰地(現1)や山田羽純(G1)がサービスエースを決めるなど、1年生選手が目覚ましい活躍を見せる。その後も持ち前の粘りのプレーでデュースに持ち込むが2セット目も連取される。後がない第3セット。序盤からサーブ、ブロックのミスが重なり大きくリードを許す。果敢に攻め続けるも相手の執拗なブロックに苦しみ、15-25でこのセットを終え、セットカウント0-3で2試合連続の黒星となった。

試合後インタビュー

?山田羽純(G1)
ーー今日の試合を振り返って

昨日の試合は悪い形で終わってしまったため、その悪い形を修正すると皆でミーティングで話し合った。2セット目までは良い形でいけていたが、3セット目に自分たちの悪いところが出てしまったところが反省点。
ーー3セット目に点差が開いてしまった原因はなにか
コンビネーションの部分で相手にブロックで対応されてしまった。そのような時に攻撃の仕方を変えていかなければいけないと思った。
ーー今後のリーグ戦への展望
これからのリーグ戦では、まだ強いチームと当たる。一勝でも多くできるように頑張りたい。
ーー1年生選手の活躍が多く見られたが、これについてどう思っているのか
4年生がいなくなってしまったが、1年生もコートに立てることは当たり前ではない。1年生として、1年生は1年らしく元気にやるということを心がけて、皆で頑張ろうと話し合っている。

?吉田史瞳(政3)

ーー今日の試合を振り返って
1?2セット目はうまく試合を運べていたが、 3セット目で自分たちの悪いところがでてしまったのが残念。
ーー1セット目から2セット目の接戦まで行けた要因はなにか
1セット目と比べて、相手スパイカーへの対策ができていた。
ーー駒大の今の課題はなにか
連続得点を止められないという点。そういう時にサイドアウトをとる力がない点。
ーー今後のリーグ戦への展望
1セットでも多く取りたい。

筑波大戦(9月14日)試合結果

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(撮影:樫根結香)
駒大VS筑波大

セット

●0-3?

第1セット

26-28

第2セット

19-25

第3セット

19-25

戦評

秋季リーグ戦2試合連続白星を目指す駒大の4試合目は、筑波大との対戦。
第1セット、森本泰地(現1)のサービスエースで先制点を取ると、そこから流れに乗り4点をリードする。しかし、相手の鋭いスパイクに翻弄され徐々に点差が縮まり同点に。その後も接戦が続きデュースに持ち込むも、26-28と粘り負けし1セット目を落とした。
続く第2、第3セットも、南太陽(商2)や太田渉稀(営1)を投入するなど多彩な攻撃をしかける。しかし相手の堅い守備と力強い攻撃に苦しみ、流れを取り戻すことができずセットカウント0-3で敗れた。

インタビュー

?尾﨑太洋(経2)

ーー今日の試合を振り返って
序盤の入り出しは完璧で、8-4といい感じだった。しかし筑波大にタイムアウトをとられてからは一気に点を取られ、自分たちのやるべきことができなかった。少しずつ焦っていってしまったために、流れを取り戻すことができなかったことが敗因だったと思う。
ーー反省点?改善点
1セット目をデュースで取られてからの立て直しの面で、駒大にはあまり力がない。そのため、取られたセットの次のセットを、ゼロから立て直して取るという部分を磨かなければいけないと思う。
ーー今後のリーグ戦への展望
次の試合まで期間が空くため、そこで立て直して、また一から駒大らしいバレーができるように頑張りたい。

?太田渉稀(営1)

ーー今日の試合を振り返って
自分は1セット目と3セット目で、ピンチサーバーとして出場した。1セット目は、結構競った場面、大事なところで出させてもらって一度ブレイクにつなげることができたので、それは良かった。
ーー今後のリーグ戦に向けて
自分のポジションはセッターなので、セッターとして出られるようにしたい。でも、セッターとして出られない時には今回のようなピンチサーバーといったチームの勝利に関わる役割を頂いている。その際に、まだサーブで攻めきれていない時もあるし、ディグも上げきれていない時があるので、そのチャンスがあった時にはディグとサーブでしっかりチームに貢献したい。
ーーチーム全体として良かった点
チーム全体としては序盤の展開で、自分たちよりレベルの高い相手に対してしっかり点を取れていた点が良かった。あとは2、3セット目の取り方やレシーブの入りを改善出来ればより良くなると思う。

?小林拓磨(営2)

ーー今日の試合を振り返って
1セット目の序盤の入りは良かったが、終盤の得点する力がまだ足りないと思う。次の試合まで2週間程度空くので色々と調節できたらいいなと思う。
ーー今日の試合の良かったところや改善点
自分たちが強いサーブに対しての返球率が悪くなり、相手が調子を上げてきた。2、3セット目のサーブが強くなった時、パスが返らずらサービスエースを取られるという展開が多かった。そこも練習で調整できるといい。
ーー今後のリーグ戦への展望
序盤良くても終盤で勝ちきれないというのがあったため、そこを全員で組み直せたらなと思う。

?南太陽(商2)

ーー今日の試合を振り返って
久しぶりに試合に出場して、少し緊張する場面もあったが、前衛では自分のいつも通りのプレーができたと思う。
ーー今日の試合の良かったところや改善点
自分たちは試合の入りは良いが、昨日の試合からの疲れを持ち越してしまっていた。全体的にスタミナが無いところが改善点だと思う。
ーー今後のリーグ戦への展望
今日、途中から試合に出場した。今後はスタートから出れるようにスタミナを定着させて、入替戦を回避できるように頑張りたいと思う。

執筆者:武宮 琉汰
 五味沙那子

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