令和3年度卒業生へのメッセージ

卒業生の皆さんへ

令和4年3月24日
経営学部長 中村 公一

 このたびは、ご卒業おめでとうございます。この2年間は十分な対面授業もできずに、さらにはサークル活動なども制約されていたので、なかなか思い描いていたような大学生活が送れなかった人もいることでしょう。ただ、そうしたなかでも皆さんはここまで辿り着きました。思い起こせば、楽しかったことや勉強になったことも多々あることでしょう。

 大学での勉強はここで終わりますが、勉強することは一生続きます。私の大学院博士課程の時の同級生に70歳になってから入学された方がおられました。新しい知識を得ようとしたり、新しい世界を見てみようという気持ちには年齢は関係なく、私も大いに刺激を受けました。

 人が成長するためには、体験と思考が重要だと考えます。大学生活では、高校までとは異なる体験をし、さらには自分の将来などについても良く考えたことと思います。これからも世の中がどのような状況になっているのかを常に把握しながら、さまざまな体験をし、自分で考えて行動するということを大切にして下さい。

 駒澤大学には同窓会組織があります。機会があれば足を運んでみて下さい。さまざまな年齢や職業の方との交流から、視野が広がるかもしれません。最後になりますが、ご卒業おめでとうございました。

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(H.O.)