硬式野球部

DATE:2025.04.11硬式野球部

春季2部リーグ戦開幕 勝ち点獲得!

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第1戦で逆転本塁打を放った眞邉(撮影?大岸 颯太)
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第2戦で先発し、勝利投手となった西村(撮影?菅原 稜太)

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第2戦、第3戦で適時打を放ち、勝利に貢献した渡邊怜(撮影?橋本 佳達)
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第3戦で完封した仲井(撮影?前田 琴音)

令和7年度東都大学野球春季2部リーグ戦が4月7日にUDトッラクス上尾スタジアムで開幕し、駒大は開幕節を専修大と戦った。開幕戦は敗れたものの、第2戦と第3戦で勝利し、勝ち点を獲得した。

スコアと戦評は以下の通り

第1戦
チーム/回123456789
専 大 0 0 0 1 0 1 0 0 1 3
駒 大 0 0 0 0 2 0 0 0 0 2

◆戦評

昨季2部4位と悔しい結果に終わった駒大。出村夢太(法4)を新主将とし、再び1部復帰を目指す挑戦が始まった。開幕節の相手は専修大。試合は息詰まる展開となった。

駒大の先発は仲井慎(法3)。1、2回は失策や安打などで走者を背負うも、後続を抑え無失点。3回は三者凡退と上々のピッチングを見せる。

仲井の好投に応えたい打線は、相手先発の長島(専大)に、3回まで1安打に抑えられ、援護することができない。

試合が動いたのは4回表。仲井が2本の安打を許し、2死一、三塁のピンチを招くと、⑧宮崎(専大)に右適時打を浴び、先制点を与えてしまう。なおも満塁とされ追加点のピンチを作られるも、後続を打ち取り最少失点で切り抜ける。

1点を追いかける駒大は5回裏、1死から⑤出村が遊安で出塁すると、続く⑥眞邉麗生(法2)がリーグ戦初となる豪快な左本塁打を放ち逆転に成功。仲井に待望の援護点をもたらす。

1点のリードを守りたい6回表。仲井が先頭打者に三塁打を許すと⑧宮崎にまたも右適時打を浴びてしまい、すぐさま同点とされる。その後2死二塁とされるも要所を締め、勝ち越しは許さない。

打線は6、7回と走者は出すも、後続が続かずに無得点。勝ち越し点を奪えない。

8回表は、先発の仲井から本間葉琉(法3)へ継投。1死から二塁打を打たれピンチを背負うも、その後の打者は仲間の堅い守備にも助けられ無失点に抑える。

なんとしても勝ち越し点を奪いたい8回裏。2死から失策と①小林伶斗(政4)の中安、代打で登場した②吉村航希(現1)が四球で2死満塁とし、③西田翔哉(法3)に打席が回るも遊ゴロに倒れ、絶好の機会を逃す。

流れを渡したくない9回表。本間が中安と失策で無死一、三塁とピンチを招く。ここで、本間から石橋利久(商4)に交代するも、④渡辺(専大)に右適時打を浴び、これが決勝点に。1点差に泣き、悔しい敗戦となった。

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新主将に就任した出村(撮影?大木 愛弓)
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(撮影?大木 愛弓)

第2戦
チーム/回123456789
駒 大 0 0 0 0 0 6 0 0 1 7
専 大 0 1 0 0 0 0 1 0 0 2

◆戦評

昨日の対専修大1回戦で敗戦し、勝ち点獲得に向けて後がない駒大。先発の西村陸努(商4)は2回裏に⑥和田(専大)に犠飛を打たれ、先制点を許す。しかし、その後は無失点に抑える粘りの投球を見せ、5回を1失点と試合を作る。

援護したい打線は6回表に2死から④北嶋瑞己(法3)の安打と⑤出村夢太(法4)の二塁打で二、三塁の好機を作る。続く⑥眞邉麗生(法2)の2点適時二塁打で逆転。その後、連続四球で満塁となり、⑨渡邊怜斗(法2)の走者一掃の適時三塁打、①小林伶斗(政4)の適時打でこの回一挙6得点。専大を突き放す。

援護をもらった投手陣は西村から鯉川晴輝(法2)、伴場柑太(営1)とつなぐ。7回に⑨山本(専大)に適時打を浴び1点を奪われたものの、このリードを守り抜き、勝利。勝ち点獲得への望みを次戦につないだ。

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2安打を放った小林(撮影?澁谷 海衣)
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1年生ながら無失点投球を見せた伴場(撮影?五味沙那子)

第3戦
チーム/回
専 大
駒 大 ×

◆戦評

昨日の対専修大2回戦に勝利した駒大は開幕節の勝ち点をかけた第3戦を行った。先発の仲井慎(法3)は初回に2連続四球で出塁を許し2死一、二塁のピンチを作るも無失点で切り抜ける。

2回裏に⑤出村夢太(法4)の中安で好機を作ると2死一、二塁のチャンスで⑧渡邊怜斗(法2)が適時三塁打を放ち、駒大は2点を先制した。続く⑨鈴木塁(政3)の左適時打で追加点を獲得し、この回は3点を奪取。

6回裏、④北嶋瑞己(法3)が相手の失策により出塁。⑤出村の犠打で1死二塁のチャンスを迎えると香田監督は代走に黒坂裕都(商3)を送った。⑥永野陽大(仏2)が適時打を放ち、黒坂がグランドを駆け抜け、1点を追加。

仲井は打たせて取るピッチングで2回表から各回4人で退ける。さらに4回表、6回表、7回表には専大を三者で抑える好投を見せ駒大の流れを作った。

7回裏、⑨鈴木がこの日2本目の安打となる左安で出塁。続く①眞邉麗生(法2)が犠打で送る。2死三塁で迎えたチャンスで③西田翔哉 (法3)が中前適時打を放ち追加点を得た。

常に良い雰囲気で戦う駒大は迎えた9回表、仲井が専大を3人で抑え見事、完封勝利を飾った。

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2回に適時打を打った鈴木(撮影?森山 蒼斗)
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今季初スタメンで打点を上げた西田(撮影?前田 琴音)
執筆者:大岸 颯太、菅原 稜太、前田 琴音

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