西日本広域豪雨(平成30年7月豪雨)

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*災害の概要を把握するために、速報的に作成したものです。

【鉄道の被害】

JR山陽線の三原~海田市が不通となったことにより新幹線での振替輸送も行われた。また、JR貨物の運行ができない区間がでたことによる流通にも影響が出た。8月28日には山陰本線を使った迂回ルートも始めたが、1日1往復かつ短編成のため通常の1パーセントほどしかカバーすることができなかった。中国地方の大動脈である山陽線が寸断された影響は全国に及んだ。(JR西日本

【広島県内の状況】写真撮影:横山暢広

(参考KMZファイル) 広島大学調査(土石流がけ崩れ



写真①

2018年
8月12日撮影
広島市安芸区
矢野東地区

矢野東
天神交差点


安芸区では
全壊81棟
半壊181棟
一部損壊68棟
床上浸水1324棟
床下浸水1022棟
の被害が出ている

写真②
矢野東
高台の住宅地

KML

道路からの
濁流が
地盤を削って
流れたようである



広島市の
死者は23人
不明は2人

安芸区矢野東の
死者は8人
写真③
矢野東
住宅地

ストリートビュー

橋のガードレ―ルが
破損している
被災時に
このV字の用水路は
土砂で埋まって
いたものとみられる
写真④
矢野東
住宅地

ストリート
ビュー
写真⑤

国道31号
水尻駅付近



土砂の影響を大きく受けたこの付近では道路の通行が不可能となった。並走する広島呉道路が寸断され、呉市と広島市を結ぶ道路として国道31号線の復旧が急務となっていた。
写真⑥
水尻駅付近


その対応策として広島県が運営するベイサイドビーチ坂の使用を許可しその駐車場を道路として舗装し、使用している。
写真⑦
水尻駅付近

寸断された広島呉道路と復旧作業中の呉線。

 

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