イタリア普伝寺より参観団が来校されました
Date:2014.10.01
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9月25日(木)、イタリア北部の普伝寺(グアレスキー泰天住職)の祖跡参観団が来校されました。普伝寺は、1984年に開創された曹洞宗寺院です。
このたびの来校は、禅研究所の石井清純所長が、AZI(国際禅協会)主催の研修会に講師として出向いたことが契機となったものです。
曹洞宗の祖跡巡拝の一環として、ヨーロッパに広まる禅が、本学で坐禅を指導されていた澤木興道師の法系に連なる弟子丸泰仙師の活動に基づいているため、その淵源に触れるために来校されたものです。
参観団の方々は、坐禅堂での澤木流の坐禅に大変喜ばれ、また、折しも開催されていた禅文化歴史博物館での澤木老師の特別展等に、熱心に見入っておられました。
見学の後は、本学の学生との茶話会も開催し、日本とヨーロッパの修行環境の違いや「禅」の社会的意義などについて質疑が交わされました。