珈琲研究会が猿田彦珈琲と協働して「駒澤ブレンド」の開発を行いました
駒澤大学珈琲研究会が、猿田彦珈琲駒沢大学駅店の出店にあたり、新ブレンド「駒澤ブレンド」の開発に協力しました。
このプロジェクトは、猿田彦珈琲株式会社が12月19日(木)に「猿田彦珈琲駒沢大学駅店」をオープンすることに伴い、地域に親しまれる店舗となることを目指し、特別なブレンドコーヒーを作りたいという思いから本学の珈琲研究会にお声がけいただき、始まりました。
プロジェクトの初期段階では、猿田彦珈琲の社員の皆さまに駒澤大学にお越しいただき、会社の説明やコーヒーの試飲、淹れ方のデモンストレーションを行いました。学生たちと直接コミュニケーションを取り、好みの味わいやどのような場面でカフェの利用するか等といった話題で意見交換を行いました。
その後、珈琲研究会の学生が猿田彦珈琲の調布焙煎ホールを訪問し、焙煎の過程を見学しました。相互の意見を基に、数種類のサンプルをテイスティングし、最終的な「駒澤ブレンド」の方向性を決定しました。
完成した「駒澤ブレンド」は、「教室で語り明かした時のみんなの顔。寒い冬の朝、公園を走った時の充実感。きらきらとした瞬間を思い出すようなブレンド」をイメージして作られました。パッケージには、駒沢オリンピック公園や駒澤大学の種月館をモチーフとしてデザインされています。
12月12日(木)?13日(金)?16日(月)には、駒沢キャンパス種月館ウィステリアで試飲会が開催され、大学関係者に新作のブレンドを楽しんでいただきました。「スッキリしている」「誰でも飲みやすい味」といった感想が寄せられました。
猿田彦珈琲広報担当の 平岡 佐智男 氏からは「駒沢大学駅での出店に際し、駒澤大学とのコラボレーションを考えました。当初は駅伝をイメージしたデザインや紫色を取り入れたパッケージなども検討しましたが、駒澤大学に『珈琲研究会』があることを知り、声をかけて新ブレンドを作ることにしました。ブレンドの製作過程でいくつかの落ち着いた味わいのブレンドが完成しましたが、今回選ばれたものは少し酸味があり、明るい印象のものです。情熱や若さ、初々しさ、そして希望を感じられる味わいで、大学生の皆さんと一緒に作ったからこそ実現した味です。」と語られました。
「駒澤ブレンド」は、猿田彦珈琲駒沢大学駅店および猿田彦オンラインショップで期間限定で販売されました。