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医療健康科学研究科 診療放射線学専攻

概要と特色

2023年度より、従来のコース制を廃止し、コースの枠にとらわれない学習プログラムを開始します。

1.特徴あるプログラム

診療放射線学専攻の教育理念と目的は、診療放射線学に関する高度な研究能力を有し、かつ医学的情報に基づく適正な医療画像処理能力や画像検査遂行能力、さらに放射線機器の線束管理?放射線管理?治療線量管理能力を備えた専門家を養成することです。修士課程と博士後期課程には共に、診療画像学分野と医用計測学分野の科目群が開設されています。また、修士課程には、医学物理士養成コースがあり、2016年4月から(一財)医学物理士認定機構より認定医学物理教育コースの認可を受けています。このコースの履修科目の単位を取得すれば、医学物理士資格のポイントが加味され、資格取得の要件である医学物理の実務経験年数が1年短縮されます。

診療画像学分野では、画像処理による小病変検出率の向上を目標とする医用画像情報学分野の科目と、医学的知識及び疾病による異常所見の認識能力の向上と、機能的かつ有効的な検査遂行を目標とする診療画像技術学分野の科目がバランス良く設けられています。
さらに、医用計測学分野では放射線計測学、放射線治療技術学や、放射線物性化学分野の科目が設けられ、放射線治療分野において必要となる放射線計測技術や得られたデータの処理や解釈法などが修得できます。
これらの教育課程により、修士課程においては、診療放射線技師の指導者として、また医療関連企業の画像処理技術者として活躍できる人材の医学物理士養成を目指しています。

博士後期課程では、放射線医療分野において問題意識を有する自立した研究者ならびに教育者、あるいは医療現場や医療関連企業に必要とされている研究や教育における指導者の養成を目指しています。

2.研究?実習施設の充実

診療放射線学専攻の修士課程では16名の専任教員と9名の非常勤講師、1名の学内兼担講師が"講義"を担当し、16名の専任教員が"演習"を担当している。博士後期課程では14名の専任教員が"講義"と"演習"を担当している。

主要実験装置としてCT装置やMRI装置、CRシステム、治療位置決め装置、治療計画装置などを設置し、これらを学部と共用で使用している。

人材養成目的

修士課程

診療放射線学専攻修士課程では、診療放射線学領域において、多岐にわたる医療情報と医療画像情報に関わる専門性の高い診療放射線技術者の養成を目的とする。

博士後期課程

診療放射線学専攻博士後期課程では、高度な発展を遂げつつある放射線医療の分野において、深い専門知識を基礎として高い精度と安全性を有する診断技術および治療技術の開発を推進できる自立した研究者を養成し、医療界および社会に貢献することを目的とする。

入学者受入方針

修士課程

高度に発展する医療に対応するためには、最新の知識と技術のみならず、医療環境を取り巻く社会的状況に対する知識と高い人間性を備える必要がある。本修士課程は、このような状況に対応でき得るように診療放射線技師の資質をより発展させると共に、保健衛生、医療等の分野、理工学分野の出身者で放射線技術科学分野の学修に強い関心と意欲をもつ者に対し、この分野の専門性を付与することを目的としている。そのため、医療技術および自然科学領域についての十分な基礎学力を有し、医療技術科学への貢献?寄与に強い熱意をもち、日本国内にとどまらず海外も含めたこの分野の先進的な研究に対しての学修意欲及び研究意欲の高い学生を適正かつ公正に選抜するため、多面的、総合的な視点による入学者選抜を行う。

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博士後期課程

医療健康科学研究科博士後期課程では、単なる技術や知識の教授に終わらず、医療環境を取り巻く社会的状況に対応できる高度な知識と高い人間性に裏打ちされた秀でた研究能力を有する自立した研究者の育成を目指している。そのため、医療技術及びその基礎となる自然科学領域における十分な研究能力と基礎学力を有し、医療技術科学への貢献?寄与に強い熱意をもち、日本国内にとどまらず海外も含めたこの分野の先進的な研究に対しての学修意欲及び向上意欲の高い学生を適正かつ公正に選抜するため、多面的、総合的な視点による入学者選抜を行う。

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指導教員一覧【2025年度入学試験(2月)】

診療放射線学専攻 指導教員一覧

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