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人文科学研究科 英米文学専攻

概要と特色

概要

英米文学専攻には、修士課程と博士後期課程が開設されている。修士課程では、イギリス文学、アメリカ文学、英語学の三分野での、それぞれの学問領域における最高水準の教授陣による、研究教育と大学院生が専門とする研究主題にそった指導を、徹底的に行っている。演習による個人指導(tutorial)は、院生が修士論文の研究テーマに選んだ英米文学や英語学の主題に基づく論文作成の指導を、院生の立場に立って、懇切丁寧に行っている。講義ではイギリス文学、アメリカ文学、英語学の三分野の開講科目を充実させて、教育者や研究者になるための基礎教育を行っている。博士後期課程では、個人指導をさらに徹底させて、英語英米文学を職業とする教育研究者として自立できるように、指導教員が丁寧で厳しい研究指導を行うとともに、教育研究者になるための準備がなされている。

特徴

特徴として第一に挙げるべきは、概要でも述べたとおり、指導教員による徹底した個人指導を行っている点である。第二の特徴は、大学発行の院生論集『試論』に、毎年論文を発表する道が開かれている点である。院生は修士と博士後期で、書く意志があれば5本まで論文を発表できるという非常に恵まれた特典が与えられている。第三の特色は、年数回の口頭による研究発表の機会が、これまた全員に与えられていることである。発表会には英米文学科の教員はもとより、学内外の専門家や研究者となった修了生も随時出席しており、発表論文に対する懇切なコメントを期待することができる。第四の特色は、鶴見大学、獨協大学ならびに関東学院大学との間に単位互換制度が成立していて、各自の研究の充実のため、他大学の教員の指導を受ける道が開かれていることである。大学院で修めた英米文学および英語学の学識をさらに発展させて、国内外の学会で発表し、すぐれた業績をあげる例も見られる。ちなみに、修士課程を修了した院生は、中学校、高等学校の専任教員ならびに、英語を使った一般企業への道も開かれており、さらに、博士後期課程を修めた院生は、学内外の大学において非常勤講師として働くことも可能となっている。また、非常勤講師としての教職歴を積んだ者の中には、本校および他大学の専任教員として活躍している者も少なくはない。

人材養成目的

修士課程

英米文学専攻は、英語?英米文学を総体的に研究することによって欧米文化の精髄に触れ、かつその文化の底流をなしているイギリス人やアメリカ人の個人的及び集団的エトス?精神構造を究明(理解)することを主たる研究目的とし、またそうした研究領域についての深い学識と幅広い教養を身につけた異文化理解に意欲をもつ人材の育成に専念することを教育理念としています。

博士後期課程

英米文学専攻は、英語学?英米文学における高度で専門的な知識と教養をもち、社会的にまた国際的に貢献しうる人材を育成することを目的とします。

入学者受入方針

修士課程

英米文学専攻修士課程は、英米文学、英語学、英語教育といった研究分野についての深い学識と幅広い教養を持ち、異文化理解の促進に意欲のあるグローバル人材の育成を教育理念としています。このような目的に基づき、熱意をもって専門分野の研究に打ち込む意欲のある人材を求めます。本学からの進学者はもちろんのこと、他大学の出身者や社会人にも広く門戸をひらいています。以上の方針に基づき、通常9月と2月に年に2度の入学試験を行います。

詳細については、こちらをご参照ください。

博士後期課程

英米文学専攻博士後期課程は,英米文学、英語学、英語教育における高度で専門的な知識と教養をもち、異文化理解の促進に努め、国際社会に貢献しうる人材を育成することを目的とします。この人材養成の目的に基づいて、自立した教育研究者として独創的な研究を成し遂げられる能力、特性、意欲をもつ人材を求めている。本学からの進学者はもちろんのこと、他大学の出身者にも広く門戸をひらいています。以上の方針にもとづき、通常2月に、入学試験を行います。

詳細については、こちらをご参照ください。

単位互換協定校

鶴見大学/獨協大学/関東学院大学

指導教員一覧【2025年度入学試験(2月)】

英米文学専攻 指導教員一覧(394KB)

担当教員の紹介

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